日本語はない！
大事なことを一番最初に書いてからヴィランとして戦うステージクリア型2Dアクション「Nefarious」を紹介します。
主人公は悪の組織のボス、クロウとなって世界征服のために巨大強大な兵器を起動させる特殊な力を持つ世界各国のプリンセスを誘拐していきます。プリンセスの力を利用して兵器を起動するため、が正しいか。
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| ヒーローが誘拐された姫を救うなら、ヴィランは姫を誘拐するのだ！ |
日本のゲームに対するオマージュやリスペクトが散りばめられているのでそういうネタを見て楽しむ遊び方もあります。ソニックの悪役エッグマンが乗ってた気がするメカに搭乗するボス戦とかあります。
部下が用意したメカにぶっつけ本番で搭乗するため、悪役もなかなかに大変だなあという発見もあります（笑）
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| どこかで見たようなメカに搭乗する主人公 |
戦闘が発生しない深海に眠る財宝を探すステージがあったりします。
私が本作を推す理由はキャラとストーリーが魅力的だから、これに尽きます。日本語はなくても何となくの雰囲気でクロウと誘拐された(ことになってるけど割と協力的)プリンセスたちとのやり取り、友愛関係が良い。とても良い。
最初に誘拐したメイアップル姫が特に良い。姫という概念をぶち壊す型破りプリンセス！誘拐というか、同意の上で国からの脱出を図っていたところとか(冒頭の会話でそういうニュアンスのセリフがあります)
他にも発想がおかしい、と思わされる会話シーンなどキャラが魅力あふれてます。
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| 追手の砲撃をパンチで打ち返すボス戦 |
「一緒にテニスした仲だから友達でしょ」「友達じゃないし、あれはテニスボールでもなかっただろうが！」「あなたが審判をぶっ飛ばすまではテニスだったわ」
みたいなノリとなっております。会話シーンは画像に上げてないところも含んでるのでご了承を。
プリンセス側がなんだか普通じゃないことはつかめることでしょう。
クロウとメイアップルが仲違いしたということではないです。動けないクロウに代わってメイアップルが戦う姿が見られます。
ただぶっ飛んでるだけじゃなく、ヴィランとして生まれたから、プリンセスとして生まれたからそれぞれの役割に準ずる生き方でよいのかと問うシーン、立場を越えた友情の成立なども見所です。
何より良いものは最初のボス戦とグッドエンドルートのラスボス戦の見せ方、その対比。
第1話と最終話で守る側と守られる側が入れ替わるようなそういうアツイ展開が好きな方には刺さります。私にはブッスリと刺さりました。ネタバレになるところなので詳細は伏せますがこれを見てほしい。
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| 1stボスバトル |
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| ラストボスバトル |
そしてどちらのバトルも攻撃手段はパンチのみというところも分かってるなあ、と感心しました。こういうの好き、大好き、最高！！
さておき、グッドエンドを見るためには条件がありましてノーヒントで条件を満たすのはおそらく困難。ということでささやかなヒントを記しておきます。
ステージ「Adept Co. Labs」であるものを見つけること。…具体的にはどこかで落ちてください。隠しエリアにたどり着きます。
これであるものを見つけられたら隠しステージが解放されます。そこでもう一つの条件をクリアすればグッドエンドルートに入れます。
グッドエンドを見てほしい！けどネタバレは極力避けたい！そんな私からの精一杯のヒントは以上です。
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| この子が登場するステージがグッドエンドの分岐があるステージです |
日本語がないことで壁を感じてしまうでしょうが、私の紹介したポイントがヒットしたならば購入を検討してほしいです。
とあるステージはなぜか日本語歌詞BGMが流れたりします。「♪雨降って、雨降って、雨降って地固まる。虎穴に入らずんば虎子を得ず」という歌詞です。冗談ではなく本当にそうです。
最後に、本作のSteam版の販売価格は1480円
そしてXbox版はストアでの単体販売がなく(なぜか)バンドルパックでの購入が必要（セールで大幅値引きされることがあるのでその時に買うと良いです。ただしいつセールが来るかは不明）
↑インディーゲーム3本セット(2700円)
↑インディーゲーム4本セット(5000円)
海外ストアからの購入ができるならXbox,PS4,Switchそれぞれで配信されてるようなのでそちらも選択肢に入りますね。日本へのリスペクトあふれる本作が国内では限られた場所でしか購入できないなんて・・・
※記事中の画像はほぼ全てsteam版のものですが、最後の2枚はXbox版の画像です。(最初に遊んだのはXbox版なので終盤の画像はこちらのデータを使っただけです)
