ひたすらに走りこんで100分の1秒単位でタイムを縮めていく、一般的なレースゲームにはそういうストイックな面がある。しかしそのストイックさが苦手なゲーマーもいるし、私もそのひとりである。
今回紹介する「ONRUSH」はそういうストイックさとは無縁のレースゲーム、いや、レースゲームにみせかけたチームバトルである。
PS4とXboxOneで遊べるぞ! |
何がレースゲームとは異なるのか、それを以下に書いていこう。
- 勝利条件が早くゴールすることではない
他の車両から大きく離されても強制的に先頭集団にワープさせる救済措置もある。
レースゲームはいつもコーナーを曲がり切れずに他の車にぶつかってます、という君に強くオススメしたいゲームだ!!
初回起動時はチュートリアルから強制スタートだ |
ゲーム内のTipsには文章だけでなく映像もあるから英語が分からなくても理解しやすい |
- ゲームルールが独特
ブースト連続使用でコンボボーナスも入る。
2.敵チームの制限時間を先に0にすると勝利する。
緑のゲートをくぐると制限時間が少しだけ追加される。
3.敵チームのライフを先に0にすると勝利する。
クラッシュするたびに1ランク上の重量級車両に乗ってリスポーンする。
4.規定回数ゾーンを確保すると勝利する。
敵味方が入り乱れる場合、より人数の多い方が確保カウントを進めることができる。
上記4種類のルールで戦うことになる。早くゴールしろだとか、周回タイムを縮めろという要素はない。
そして、全てのゲームはチーム戦で行われる。個人でどれだけ活躍してもチームが負けては悲しいだけ。
どれだけ良い成績でもチームが負けるとMVPは取れないのだ! これだけ稼いでも負けるのは全て味方(CPU)のせい、と愚痴りたい瞬間 |
ソロプレイではフォトモードで撮影ができる ゲーム内録画機能で保存した動画でも可能 |
- 敵車両をクラッシュさせることが重要
そうするとリスポーンのために敵がしばらく退場する。その隙にスコアを稼ぐことができるし、逆に敵チームは人数が減ってしまい稼ぎのペースが落ちるわけだ。
ブーストを使用することでラッシュゲージが貯まり、これが100%になるとラッシュ(強力なスキル)が発動できるという要素もあるのでガンガン破壊しよう!
バイクだってスキル次第では大型車両もつぶせる!
↑強制移動やクラッシュ決めるシーンが撮れた動画。
ラストのフロントフリップから敵の上にダイブ決めるところとか最高じゃん?
- 敵でも味方でもないNPC車両はエサ
はっきり言おう。彼らはエサだ。ブーストゲージを稼ぐために、つまりはクラッシュさせられるだけに存在する。
敵にクラッシュさせられた腹いせで破壊するのもありだ。いや、破壊しないと損だ。やれ、やっちまえ!
簡単な画面表示の説明を入れてみた。参考にして実際に試してくれ、それが早い。
①はブーストゲージ。使用すると水色のゲージが右から左へと減っていく。
②はRUSHメーター。100%でRUSHが発動。車ごとに攻撃的、守備的な特殊能力が一定時間使える。
③車両ごとに用意されているスキルが現在発動できるかどうかを示している。発動可能だとアイコンの横に対応するボタンが表示される。「A」だったり「×」だったり。
- マルチプレイで協力も対戦もできる
6対6のチーム戦だけでなく、プレイヤー6人対CPU6人での協力バトルもできる・・・らしい。
筆者にはこのゲームを遊んでるフレンドがいないので協力プレイは試すことができないんだ。
トップの写真にあるようにXboxOneとPS4の両バージョン持ってるのにね。
すまない、最後に少し悲しい話をしてしまったね・・・😔
様々なキャラクターが選択可能。見た目以外に違いはない 好きなキャラを選べ |
性能の異なる車両が8種類。左が最軽量(バイク)、右に行くほど重量が増す。 2台ごとに最軽量、軽量、中量、重量に分かれている。色々試そう |
以上、ここまで「ONRUSH」について書かせてもらった。
ただし国内では発売されておらず、全編英語なので細かいところが分からず戸惑うこともあるだろう。
だが、基本的に新しい要素はその都度ムービーで解説があるので言葉が分からなくても観ていれば何となく把握ができる。
でもこのゲームは細かいことを気にせずにガツンガツンとテイクダウンを決めることが楽しいから恐れずに飛び込んでほしい!
どうやって買えば?
海外ゲームを輸入販売しているゲームショップを調べれば購入はできるはず。Amazonとかにあった。
ダウンロード通常版が25ドルほどなので日本円で購入する時の参考にしてほしい。
2022/10/06追記↓
2022年11月30日にオンラインサーバーの閉鎖が発表されました。
オフラインでのプレイは継続して遊べるそうです。...寂しいですね。